今回、留学を終えて日本に帰国してからはじめてメルボルンへ帰ってきました。実に5年ぶり!!!
自分でもまさかそんなに時が経ってるなんて思わんくて、来るまえは正直どきどき。
家族とも「えっ帰国して5年も経つん!?」なんて会話してたくらい。
久しぶりにメルボルンへ来て、留学していた学生時代とは違う感情がいろいろとあるので、それを書いて残しておきたいなぁと。
5年って長いようで実は短かった
私の中で5年って言うとかなり長くて、正直メルボルンに帰るっていっても新鮮さしかないんやろうなあ…なんて思ってた。
でも、実はそんなことなかったんよね。というより5年って意外と短い。
ただただ懐かしいという感覚しかない。
飛行機に乗ってても、空港に着いても「行く」って感じはなくて、私の中ではただただ「帰る」。
近所に遊びにいくような、そんな感覚。
実際にホストファミリーに会ったり、懐かしい友達に会ったときだって、たった数ヶ月会っていなかっただけのような。
学生時代が昨日のことのように思い出せて、また明日学校で会うんちゃう?って。
私が勝手に5年も、って決めてただけで、実際に経ってたのはたった5年。長いようで短い時間。
良い意味で新鮮さがなくて、自分の好きなままでいれる。
街を歩きながら「こんなことあったな」「みんなでここで遊んだよなあ」「ここでよくご飯食べてたわ」とか。
言葉にでけへんけど、何か目には見えへんあったかいぽかぽかしたものに包まれるような懐かしさ。
うわー!ってテンションがあがるんじゃなくて、じわじわ心にきて、ふとした瞬間に泣きたくなるような懐かしさ。
なんで5年の間に1度も帰ろうとしやんかったんやろ?って不思議に思ってる!笑
人の目を気にしてる人がいない
今回来るにあたって「絶対一人ごはんと観光する!」って決めてたんやけど、正直ちょっと恥ずかしいなあなんて思ってたんよね。
つまり周りの目を気にしちゃってる感じ。
寂しいやつって思われへん?みたいな。笑
でもこっちに来てみたら、全然気にしてる人なんておらんくてさ。(私にとってそう見えてるだけかもしれんけど)
みんなめちゃくちゃ1人でご飯してるし、カフェで仕事してるし、楽しそうに歩いてるし。
人の目なんて気にすることないやん!!!
まあ普通に一人ご飯も観光も、めちゃくちゃ面白かったよね。というかラクで良かった。
ゆっくり歩けるし「あ、あそこ行っとこ」って急に予定も変えれる。
自分は自分!人は人!って感じで、最高に居心地が良い。
心にゆとりが持てる街
街が大きくて、空が広くて、緑がいっぱいで、夜になれば街から少し離れるだけで星がきれいで。
日本にいるときに見てる景色とは、ほんまに何もかもが違う。
しんどいなあって思えば、街中で広い空を見上げてステートライブラリー前の芝生でゆっくりして。
疲れたなあって思って帰ってても、空を見たらきれいな星がいっぱい見れて。
こんなに心穏やかに、心にゆとりを持てることって日本であったかな?なんて思った。
いつも何かに追われてるような、生き急いでる感じがしていつも時間が過ぎるのが早くて、それが楽しくもあり辛くもあった。
でもメルボルンにきて、毎日がとんでもなくゆっくり過ぎてる。
歩くのもなぜかゆっくりになった。「まあいっか」って思うことも多い。
「あ、私いま心にゆとりあるかも」って自分で感じるよね。イライラすることもない。
良い意味で私が私自身になれる街
英語っていうフィルターがかかってるんかもしれんけど、なぜかめちゃくちゃ自分らしくいれるんよね。
オープンになる。
ホストに会ったときに「なるみってこうやったよね」って言われて「あ、そっか。私ってそんなんやった。忘れてた。」って思った。
もっと好きなように、楽しそうに生きてたわ、私。
いや、いまも楽しいけど。今よりももっと楽しそうに生きてたと思う。
今より10キロ以上デブで口の悪さも天下一品やったけど、もっとやりたいことやって楽しんでた。
友達とパーティーとかBBQとかしてアホみたいにお酒飲んだりとか、しょうもないことで笑ってたりとか。
毎週、毎日のように街に出て遊んで。友達と言いたいこと言い合って。
なんというか、もっと野性的やったような気がする。笑
それが良かったんかどうかは分からんけど、今でもその学生時代を鮮明に思い出すんやから、きっと私にとってはベストな生き方をしてたんやろうな。
メルボルンへ帰ってきて、いま私が思うこと
もっと心に余裕を持って、もっと好きなように生きたい!!!!!
人の目を気にせず好きに、もっと正直に生きたい!!!!!
これに限る。
なぜか日本に帰ってから、人の目を気にしたり「どう思ってるんやろう」なんて考えることが多くて、正直めちゃくちゃしんどかった。
嘘。いまもたまにしんどい。
でもメルボルンへ来て「別に良いや。私は私やし。」って感覚を少しずつ取り戻せるようになってきた気がする。
もっともっと心に正直に生きる。
好きなものは好き、嫌いなものは嫌いっていう自分になる。
後悔することはあっても、良い形の後悔であるよう、そのときできる精一杯をする。
とりあえず言いたいのはこれだ。
いろんなことがあった街やけど、私はメルボルンが大好き。
ずっと私のホームタウンであることは間違いない。
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