グレイテストショーマンを見て感じた映画に隠されたメッセージ性と考察

グレイテストショーマンが本当に最高すぎて全然頭から離れません。

なので、グレイテストショーマンの映画にはどんなメッセージ性があるのか考えてみました。

実はお兄ちゃん夫婦にもゴリ押しして見てもらってきた。笑

もちろん見終わった後は感想を聞いたし、どんな風に感じたのかみんなで意見交換。

やっぱりそれぞれとらえ方が違ってて面白かった。

がっつりネタバレを含めて書いていくので、映画を観た方はぜひ自分がどう感じたかを踏まえて読んでみてください。

やっとDVDも発売されたので、まだゲットしてないならぜひ!!!特典映像も入っててめちゃくちゃおすすめです。

求めれば手に入るということが証明されている映画

「求めれば手に入るということが証明されている映画なのではないか」これは兄の解釈。

バーナムは小さいころから貧しくて大変な暮らしをしていたから、何よりも成功を追い求めていた。

リンダと出会って世間でいう本当の成功を手に入れたけど、家族や仲間たち、いわばフレンドシップや愛をなくしてしまう。

でもレティたち仲間は見捨てないでいてくれて、結局自分にとって大切なものが何だったのか気付く。

そのおかげで去ってしまった家族、見捨てないでいてくれた仲間と仲直りできる…っていう結末。

つまり始めは成功を求めていたけど、それが自分にとって一番ではないって気づけたから、
本当に自分にとって大切なLOVEFRIENDSHIPを追い求めて、手に入れることが出来た。

ということは、求めれば、追い求めれば手に入るというが証明されてるよね…っていう兄の解釈。

それ聞いて「あ、ほんまや!言われてみれば!」ってなった。笑

はじめはずっとバーナムにとって大切なものは成功や名誉、お金やったわけで。

だからこそリンダとの公演も途中まで成功していた。

愛してほしければ、まずあなたが愛しなさい。
みたいな感じかな。

うーん、確かに納得の解釈。

本当に大切なものは何なのかを考えさせる映画

「本当に大切なものは何なのかを考えさせられる映画だったのではないか」というのが義姉の解釈。

私もこれに近いものを思ってた。

お金や名誉、成功では結局満たされなくて、はじめに成功をもたらしてくれたサーカス団やフィリップという仲間たちを蔑ろにして、すべてを失ってしまった。

でも結局はその仲間たちが最後味方になってくれたから、一緒に頑張ってくれたから再び家族や仲間、成功を取り戻すことができた。

つまり本当に大切なものっていうのはお金や成功じゃなくて、友情や愛といった目に見えないもの。

お金だって銀行から借りれなくて途方に暮れいてたとき、フィリップが喜びを担保にお金をすべて出してくれてた。

これこそ、目に見えないものをお金に変えたよね。

フィリップは始め貴族でお金も名誉も人から羨ましがられる仕事もすべて持ってた。

でもバーナムと付き合ったためにすべてを失った。

それでも「友情と愛、誇れる仕事が残った」なんて目に見えないけど大切なものが残ったという表現をしてて、めちゃくちゃ感動したもん。

私もこれには正直同意。

というより、一回目見たときはこれやろうなあって感じた。

でも二回目を見るとまた違った解釈が出来たんですよね。

本当に差別のない世間とは何なのかを問うている映画

問うている、とかかっこつけて言っちゃったけど。笑

このサーカス団は、全員良い言い方をするなら個性がある、悪い言い方をするなら変人で、世間から疎まれている存在。

でもバーナムが集めてショーをしたことで世間からの目を一気に変えることができた。

むしろ拒絶されるような目線から尊敬されるような目線に変えるという大逆転。

彼らは自分たちの居場所を見つけたわけです。

レティも最後のほうに言ってたけど血のつながりはないけどそれを超えた、本当の家族を見つけることができたわけです。

はじめは新聞でめっちゃ叩かれて、とある記者からは「ただのサーカス(バカ騒ぎ)」なんて言われます。

それでも最後は落ち込むバーナムの元に現れてこう言うんです。

「私以外の記者ならこう書いていただろうな。
色や体形、すべてが違う者たちを同じ舞台へあげた。これは“人類の祝祭”だと

(※一語一句すべて覚えているわけではないので、多少誤差があります)

この言葉に、本当に鳥肌が止まらなくて、涙も止まりませんでした。

この感じたこと言葉にするのってとても難しいのですが、これこそが差別のない世界なんだな、と。

始めはお金のためだったかもしれないけど、
結果的に世間から存在を認められていなかった彼らを同じ舞台にあげて、尊敬されるような存在に変えた。

これがこの映画の伝えたかったことなんかなぁってリピートして見て感じたことです。

まとめ

もしかしたら見た人のなかには「メッセージ性なんてなにもないやん!ただのミュージカル映画やん!」と思った方もいるかもしれないです。

でもそれはそれ。感じ方は人それぞれです。

私自身、この映画を見て本当に良かったなあと思っているし、
何のために自分が頑張っているのかわからなくなったら何度も見たいと思ってる。

それくらい、私の心には響く映画でした。

本当にグレイテストショーマンをつくってくれた方に感謝しかない。

素晴らしい映画をありがとう、って。

あと、翻訳も本当に本当に最高やった。

もう世界のすべてに感謝したい。

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